庚申さん録
研究者来山 (2017.02.06)
歴史と民俗学の研究者さんが来山されました。
東京神田にある紀伊国屋三谷家の資料を調査、研究されている大学の先生が来山されました。
2006年に発刊された「ある商家の軌跡」を書かれるときにもこられています。2014年には「ある商家の軌跡2」も発刊されています。
紀伊国屋三谷家は伸銅品の問屋をしていて、寛永4年に東京、京都、大阪の問屋を再編する中で、庚申口に道標を建て再編のシンボルにしたようです。
再編にあたって三谷長三郎氏は、全国を廻った中で庚申さんにも立ち寄り信仰を深められたようで、本殿前の灯篭にもその名前が刻まれています。
公民館で本堂再建工事の状況や経緯を説明すると共に、先生方の研究の経緯や内容をお聞かせいただき、信仰者と地元民とのかかわりについても興味深いお話を聞かせていただきました。